アリエッティ 翔やアリエッティのその後は?小人のモデルがゴキブリはデマ【都市伝説】

 

7月7日にジブリ「借りぐらしのアリエッティ」が放送されますね。

 

金曜ロードショーのジブリ放送日はネットがちょっとしたお祭り騒ぎになる日でもあります。

 

7月7日の七夕という事もあり、お祭りは大歓迎です。

 

さて、ジブリと言えば都市伝説が語られる事が多いですが、借りぐらしのアリエッティにも都市伝説が存在します。

 

本当は怖いお話だったという都市伝説が有名ですね。

 

トトロに関してもサツキとメイは死んでいたなんて都市伝説もあり、考察する側はこの手の話が大好物なのでしょう。

 

しかし、アリエッティが怖い話というのはどうもしっくりきません。

 

詳しくまとめてみました。

 


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アリエッティ一家のその後

 

やはり気になるのは主人公であるアリエッティのその後ですね。

 

映画ではスピラーと共にやかんに乗って川を下るところで終わっていますが、その後はどうなったのでしょうか?

 

実は借りぐらしのアリエッティにはメアリー・ノートンという人が書いた「床下の小人たち」が原作になっています。

 

床下の小人たちの登場人物も「アリエッティ」「スピラー」などそのまま。

 

「翔」は残念ながら登場しませんが・・・

 

話を戻します。

 

原作では川を下ったアリエッティたちが到着したのは「模型の村(リトル・フォーダム)」でした。

 

一時は平和な暮らしをしますが、起承転結ありの急展開が待っています。

 

小人たちを珍しく思った人間(プラター夫婦)が見世物小屋で一儲けをたくらみます。

 

ここでも人間に見つかってしまうアリエッティさん・・・

 

そして、その人間たちに誘拐されてしまうわけですね。

 

プラター夫婦に誘拐され屋根裏部屋に閉じ込められたアリエッティ一家。

 

何とか脱出しなくては!

 

ここで、借りぐらしの設定が生きます。

 

アリエッティ一家は屋根裏部屋にあるモノで気球を作り無事に脱出に成功します。

 

この話は1961年「空をとぶ小人たち」で書かれています。

 

当初は小人シリーズの最終巻だと思われていましたが、それから21年後の1982年に最終巻が書かれました。

 

1作目から4作目発売まで約10年に対し、最終作が発表されたのが4作目から21年後。

 

作者自身も4作目で最後だと思っていた感じがありますね。

 

最終作では再び川をくだり、古ぼけた教会にたどり着くアリエッティ一家の姿がありました。

 

メアリー・ノートンが無くなる10年前に突如として書かれた最終作。

 

果たしてアリエッティ一家にとってこの地は安住の地となるのでしょうか??

 

原作でご確認ください。

小人たちの新しい家新版 (岩波少年文庫) [ メアリ・ノートン ]

 

翔の手術は成功したのか?

 

借りぐらしのアリエッティでは心臓の手術を控えている少年として翔が登場します。

 

原作ではヤンチャな少年だったのでこの部分は原作とは少し違いますね。

 

気になる翔のその後ですが、全くと言って良いほど情報がありません。

 

あえて手術の結果を見せない事によって見る人に考えてもらえるようにあのようなラストにした可能性が高いでしょう。

 

最後のセリフも謎でした。

 

心臓の一部とかなんとか?

 

心臓の病にかけているのか?とも思われる部分ですね。

 

ジブリ作品にラストで少しモヤモヤを残す作品が多いのも宮崎駿さんのスタイルかもしれません。

 

ただ、借りぐらしのアリエッティを見る限りでは「翔の手術は成功しなかったんだろうなぁ」と思わせる何かがあるような気がします。

 

翔はアリエッティに勇気を貰った事が重要という感じでしょうか?

 

でも、ハッピーエンドじゃないと嫌ですね・・・

 


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小人のモデルはゴキブリ?

 

都市伝説の一つとして「アリエッティのモデルがゴキブリ」というものがあります。

 

体長は約10センチですばしっこく人間のおこぼれを拝借し、人間に見つかると逃げる。

 

このような特徴からゴキブリと言われているようですが、あくまで都市伝説というだけで監督自身が言ってるわけではありません。

 

ちょっと突っ込むと10センチのゴキブリって相当デカいでしょ(笑

 

iphone6sの横幅が約6.5センチ。

 

どれだけ大きくても6センチ程度ではないかと思われます。

 

10センチのゴキブリが目の前通ったら卒倒する自信あります。

 

それはそうと、ゴキブリではないという根拠として原作に込められた想いというのがあります。

 

床下の小人たちの作者「メアリー・ノートン」は第二次世界大戦の影響で住む場所を追われイギリスを転々としていました。

 

メアリーはそんな体験を「床下の小人たち」で自身に置き換えて綴ったのだと言われています。

 

この話が本当なら、自分をゴキブリに置き換えて話を書いたという事にもなり兼ねませんね。

 

メアリーが女性という事もあり、さすがにゴキブリを連想して本を書くというのはあり得ないんじゃないかと思います。

 

床下の小人たちの生活も人間のモノを借りるという点でメアリーが戦争時に経験した貧しい生活と被ります。

 

と言う事で、アリエッティ=ゴキブリ説は真っ向から否定。

 

借りぐらしのアリエッティって全体的に綺麗な映画なのでどうもゴキブリと結びつけるのはしっくりきません。

 

まぁ、ゴキブリが汚いかと言われると一考しますが。

 

まとめ

 

・アリエッティ一家は川下り後、誘拐されるなど一悶着ありながら古い教会に辿り着いた。(安住の地となるのか?)

・翔の手術結果やその後などは見る人の想像にお任せスタイル。

・アリエッティ=ゴキブリ説はあくまでも都市伝説で信憑性は皆無

 

まとめるとこんな感じでしょうか。

 

「借りぐらしのアリエッティ」7月7日金曜ロードショーで放送予定です。

 

楽しみですね。

 

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