近年、爆発的に普及してきたスマートフォンですがこの普及に伴い様々な弊害が起きています。
未成年が犯罪に巻き込まれる、プライバシー関連などなど。
そして今話題になっているのが「スマホ老眼」なるものです。
スマホ老眼とは簡単に言うと長時間スマホを見続ける事によって目のピント調節機能が低下する事です。
「老眼になるのって40代とかじゃないの?」と思う方も居ると思いますが近年では老眼の若年化が進んでいるようです。
ここではスマホ老眼の原因や症状などをまとめていきたいと思います。
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原因
スマホ老眼の原因とは?
と言うより原因も何もスマホを長時間使用する事以外無いのですがもう少し掘り下げてみましょう。
TVやパソコンでは起こらない?
勿論。TVやパソコンなどでも長時間目を酷使し続ければ同様の症状にはなるでしょう。
しかし、スマホを操作するときはどうしても近距離になってしまいがちです。
今スマホでこのページを見ている方はその状態で距離を測ってみてください。
目と画面の距離は30センチと言ったところではないでしょうか?
この近距離がTVやパソコンと決定的に違うところですね。
近くもモノを無る時の方が疲れる?
上で近距離が危ないと説明しましたが目は近くを見る時の方が疲れます。
目は水晶体を厚くしたり薄くすることによってピントを調節しています。
この水晶体を調節居ているのが毛様体筋。
毛様体筋は近くを見る時に収縮するのですがコレが目に負担をかけています。
一方、遠くのものを見る時は毛様体筋が伸びリラックスした状態になります。
症状
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目を酷使する事で以下のつ4の症状が現れると言われています。
- 近くの小さい文字が見えづらい。
- 目の焦点が合いづらい。
- 目がかすむ。
- 肩こり・腰痛。
症状としてはスマホ老眼とか関係なく典型的な老眼の症状ですね。
老眼と自覚しやすい症状として「ちかくの文字が見えづらい」があります。
遠くの文字は読めるけど近づくとピントを合わせるのに時間が掛かりぼやけてしまう。
明るいと見えるがうす暗くなると急に見えづらくなる。
このような症状もありますね。
対策
スマホ老眼の対策としてはスマホを使用しないで済みますがそうはいきませんよね。
どのみち年齢を重ねると老眼のリスクは上がるのでスマホの対策に絞らず日常生活での対策を立てた方が良いです。
目を休めてあげる
これにつきます。
目を長時間酷使すれば当然、異常をきたします。
30分起きくらいに遠くを見るなどして目を休ませてあげましょう。
画面の明るさを少し暗くする
スマホに限らずTVやパソコンも同様です。
太陽を見ると目がいたくなりますねよ?
それは紫外線が目に有害だからです。
TVやスマホの画面からは「ブルーライト」と言う紫外線に次ぐ目に有害な光が発せられています。
長時間見続けると網膜にダメージを負います。
このブルーライトを少しでも減らすようにしてください。
しかし、暗すぎると逆に目が疲れてしまうので程々に。
まばたきをする
集中して画面を見続けるとまばたきの回数は極端に減る傾向があります。
平均的なまばたきの回数は通常時で約20回前後。
画面を凝視している時は約5回ほどに減るそうです。
人によって個人差はありますが画面を見る時はまばたきを意識しましょう。
まばたきの役割
・涙で角膜を洗浄し、角膜を清潔に保つ。
・物体の像のボケを修正する。
・房水の流れを良くする。※房水とは角膜と水晶体の間を満たしている液のこと。
・涙を結膜のうから涙道へ流し込む。
ウィキペディア
まとめ
思い当たる症状はありましたか?
まだ自覚症状の無い人でも対策をしっかり立てて備える必要があります。
そして自覚症状がある人でも今回の対策は有効だと思われるので意識して対策していきましょう。
目は人間にとって本当に大事な器官です。
大事に労わってあげましょう。
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