東日本大震災で東京電力は多額の賠償を迫られています。
どうやらその賠償額が当初予定していた額より大幅増になるとの見解を示しています。
その当初試算していたより増額した分も国民負担に負担してもらうよう東京電力は考えている模様。
元々電気代をあげて国民が負担していた形になっていたのですがさらに電気代増の可能性に国民の怒りは爆発しています。
ネットの声を見ているとごもっともと言う意見ばかりでしたね。
東京電力は今後さらに厳しい選択を迫られるのかもしれません。
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賠償額など
福島原発の事故で東京電力が支出する費用は約11兆円と言われていました。
内約は廃炉費2兆円、賠償費などに9兆円。
最近になってその資産より大幅増になっています。
廃炉費で4兆円、賠償日で3兆円のプラス。
合計で7兆円も増加しています。
相次ぐ値上げに国民は怒り
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東京電力も会社なので利益を上げた分を賠償金にするというのは自然な事だとは思いますが利用者からすればちょっと納得いかないですよね。
東京電力は原発事故の後も何度か値上げをしています。
理由は燃料の高騰だったり原発の停止だったりします。
調べてみると原発事故から比べて約2000円ほど値上げしています。
そこまで値上げをしないと経営が苦しいのか?
調べてみると2015年に関しては約3000億円の黒字になっています。
2015年四半期には過去最高の純利益をたたき出しています。
勿論、電気料金アップだけではなく東京電力で働く社員の努力もありますが値上げされている方としては面白くないですよね。
内部事情は知りませんが経営が順調なら値下げも検討すべきなのでは?と感じます。
国民が「ふざけるな」と怒る気持ちもわかります。
東電役員、社員の給料カットしている?
東電に対する不満の中に「電気代をあげるより役員の給料をカットしろ!」と言う書き込みを見かけました。
当然の事ですね。
しかし、調べてみると原発事故後に東電は役員の報酬50%カット、社員の給料を20%カットしています。
その後緩やかに回復していって現在は5%減に落ち着いているようですね。
一応、東電も給料のカットなどはしていますね。
「社員の給料を今年は10%から5%減にしているのに電気料金は上げるのはおかしい」
確かに気持ちも分かりますが・・・
難しい問題だとは思いますね。
それでも国民の怒りはごもっとも
東電も努力を見せていますがそれでも東電は値上げを検討すべきではないと思います。
福島の事故は天災ではなく人災に近いです。
元々津波の危険性は指摘されていましたし施設の老朽化も問題になっていました。
地震、津波の威力は絶大でしたが問題視されていた点を改善していればあのような事態にはならなかったと思われます。
来年の通常国会で法案提出を目指しているらしいですがどうなるのでしょう?
原発事故に政府(当時の民主党)も一役買っている訳ですから慎重に議論する必要があると思われます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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