キングコングの西野さんがまたまた何かやらかしたようです。
「えんとつ町のプペル」という絵本をご存知でしょうか?
西野さんと33人のクリエイターで作った絵本なのですが、自腹購入など度々話題になっていますね。
今回はえんとつ町のプペルを無料公開し批判を浴びているようです。
ブログで公開されたのですがお金に関する独自の考え方を書いてしまった事が炎上の原因ではないかと思われます。
詳しく見ていきましょう。
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無料公開
「毎日お騒がせしております」から書かれたこのブログを少し読んでみました。
どうやら、えんとつ町のプペルを無料公開するキッカケになったのは1つの意見からのようです。
「2千円は高い」との内容で小学生からでした。
この意見が手紙なのかブログのコメントなのか分かりませんがとりあえず小学生からの意見をキッカケに無料公開に至ったようですね。
この話だけを聞くと美談に思えますが、本当にこれだけが理由ならば軽率と言う以外にないでしょう。
お金の奴隷解放宣言?
西野さんによるとお金で買う事でしか見れないえんとつ町のプペルに違和感を覚えたそうです。
見たい絵本をお金が問題で見れない事、そこを取っ払ってしまおうと考えのようです。
西野さんらしい考え方ですね。
双方が求めているのに、『お金』なんかに「ちょっと待った!」をかけられているのです。
『お金』にペースを握られていることが当たり前になっていることに猛烈な気持ち悪さを覚えました。
要は「えんとつ町のプペル」はお金の枠を超えますよ、と言う事でしょうか?
なにが問題なの?
毎日のように炎上している西野さんですが、今回の件は何が問題だったのでしょうか?
正直な話、問題となる所が多過ぎるのでまとめてみます。
出版社は?
この絵本が西野さん1人で作っているものなら問題は無いかもしれません。
しかし、この絵本を作るのに多くのスタッフが関わっています。
ブログを読むと製作スタッフには既に給料が支払れているようですね。
出版社は西野さんの絵本が売れる事で収益が発生しているので、無料公開によって絵本が売れなくなると困ります。
西野さんと出版社との間でどのようなやり取りがあったのか知りませんが、ちょっと納得いかないところではあります。
お金を出して買った人もいる
お金を払って買って読みたい人は、買って、
無料で読みたい人は、インターネットで最後のページまで無料で見れるようにします。
えんとつ町のプペルを読みたいけど買えないという人には本当にありがたい事でしょう。
しかし、既にお金を出して買った人はどうなるの?
絵本は実物として残りますが「ネットで最初から見れるなら買わなかった」と思う人も相当数いるのではないでしょうか?
この層の人達の事を西野さんはどう考えているのか気になります。
自分に酔ってる?
個人的に感じた事ですが、ネットでも言われていますね。
なんというか、行動や言動に押し付け感があるんですよね。
「無料にしてやったぞ!読めよ」と言われているような気分になりました。
俺にコメントをくれた小学生!
もう大丈夫だ、2000円なんて必要ないぞ!『えんとつ町のプペル』は、ここから読んでくれ。
う~ん、どうなのかな~。
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正論と言えなくもない
お金の奴隷解放宣言ですが、共感できる部分もあります。
多くの人は毎日お金の事を考えて生活しています。
今月の電気代が、今日はスーパーの特売日で、あのゲーム欲しいなぁ、などなど。
お金の事を考えない生活は理想ですね。
「金持ち父さんと貧乏父さん」という本で「お金に働かされている人」と「お金を働かせている人」というワードを思い出します。
毎日お金の事を考えて貯金の上下に一喜一憂の生活は幸せな生活とは言えないでしょう。
お金に支配されていると言っても言い過ぎでは無いかもしれません。
その点で西野さんのお金に支配されない生活スタイルを作る考え方には賛成です。
しかし、西野さんの考え方はお金そのものを無くす方向に思えるところが問題なのでしょう。
価値を提供してお金を貰う考え方まで否定するのはどうかと思います。
今後の展開は?
西野さんのブログを見ると今後も無料に出来るところは無料にすると書いてあります。
どの範囲まで無料にするのかまだわかりませんが、新しく書いた絵本も最初から無料で公開するのでしょうか?
西野さんのブログにはアフィリエイトの広告が貼っていません。
絵本の無料公開はアフリエイト収入目的で無い事は明白ですね。
芸能人はブログ運営会社からアクセスに応じてお金を貰っていると聞いたことがありますが、この話は置いておきます。
なんというのか目的が見えないんですよね。
今回の無料公開は宣伝効果としては抜群ではないかと思いますが、今後も無料化を続けて行く意味がわかりません。
最後に
無料公開の挨拶でこんな一文を発見しました。
他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じぬくんだ。たとえ一人になっても。
絵本の登場人物のセリフでカットになったセリフだそうです。
概ね同意ですが1つだけ言いたい。
「お前がその目で見たものが真実だ。」このセリフ。
漫画「海皇紀」のセリフがこちら
「人はみたいものを見る」
「自分の目で見たものしか信じないなどと言ったり思うのはよしなさい」
私は海皇紀を指示します(笑
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