神奈川県川崎市の大師幼稚園に通っていた園児が相次いで死亡するという痛ましい事件。
原因は感染症の可能性が強いとの事ですが未だに分かっていません。
ネットでは劇症型心筋炎の可能性をしていきする声が多くなっていますね。
劇症型心筋炎ってなんでしょうか?
調べてみると恐ろしい病気だと言う事が分かりました。
スポンサーリンク
劇症型心筋炎とは?
簡単に書くと心臓が炎症を起こしている状態です。
「劇症型」というのは進行具合を表しているようですね。
よく、「急性」胃腸炎とか聞きますが、この中で一番進行具合が早いという意味で「劇症」というようです。
症状
心筋炎の症状は風邪の症状とよく似ています。
発熱、吐き気、悪寒、などなど。
劇症型になると風邪などの症状を飛び越えて呼吸困難、血圧の低下、最悪の場合、死に至るケースもあるようですね。
症状が風に似ている為、初診では見つからないケースが多いと言われています。
心筋炎の約半数が風邪の症状と診断されていたというのだから驚きですね。
生存率
生存率は全体で着75%と言われています。
心筋炎は大人でも発祥しますが、気になったのは子供の心筋炎です。
子供の心筋炎は40%ほどが劇症型、50%が急性の心筋炎となっています。
今回死亡したのも4歳前後の園児と言う事でこの劇症型心筋炎の可能性が高いと思われますね。
生存率が75%と書きましたが、この数字は決して高い数字ではありません。
子供の場合は急性、劇症型の心筋炎が多いという特徴も踏まえて注意が必要になってきます。
対処法は?
今回の心筋炎ですが、目立った対象法が無い事が怖いポイントでしょう。
病院に行って風邪だと診断されればそれを信じるしかありません。
劇症型となると症状が早いと言う事も怖いですね。
症状は風邪に似ているので楽観していると手遅れになるという事もあるでしょう。
対処法としてはやはり、親も心筋炎についての知識を深めるしかないでしょう。
しかし、いち早く心筋炎だと分かっても効果的な対処法が無いのが現状です。
入院後安静を保つというのが一般的な対処法のようで、これなら自宅に居るのとそこまで変わらないのでは?とも思いますね。
ただ、病院ならもしもの時の対処法が色々とあると予想できるので自宅に居るよりは幾分かましなのかもしれません。
心筋炎の対処法ですが、とにかくいち早く心筋炎と言う事を特定する事は必要になってくるのではないでしょうか。
心筋炎を疑った場合は循環器科に受診しましょう。
難しいのは風邪に似た症状の心筋炎で循環器科へ受診できるのかというところですね。
医者も普通の風邪と診断するのに素人が循環器科に連れて行こうとは普通思わないでしょう。
子供の命を第一に考えるなら普通の風邪でも循環器科への受診をお勧めします。
スポンサーリンク
まとめ
大師幼稚園で死亡した幼児の死亡原因は未だに分かっていませんが、劇症型心筋炎という病気があるという事を知っていても損はないと思われます。
知ったところでそこまで対処法は無いのですが、何も知らない場合よりほんの少しだけ結果は違ってくるのではないでしょうか。
それにしても大師幼稚園の件は気になりますね。
園児二人が死亡しているにも関わらず情報が少なすぎるのもモヤモヤします。
今後、続報があると思うので続報が来れば新しくまとめていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
スポンサーリンク
コメント