大師幼稚園で原因不明の感染症により園児2人が死亡した事件が話題になっています。
原因がはっきりしていれば良いのですが、いまだに原因が分からないというのが恐ろしいですね。
小さなお子様が居る家庭の親は気が気じゃないと思われます。
今回の感染源は一体何なのでしょうか?
幼児とはいえ死亡させてしまうほどの殺傷力を持った細菌?的なものは多くないと思われます。
原因が分からないので続報を待つしかないのですが、自分なりに色々と調べてみました。
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時系列にまとめ
今回の感染症で亡くなった園児は2人。
男児と女児との事です。
女児は6月4日から体調不良を訴え医療機関で受診。
急性胃腸炎と診断されましたが、6日に死亡が確認されています。
男児は12日朝から発熱し昼には痙攣をおこし、12日の午後に死亡が確認されています。
なにより怖いのは発祥から死亡までの期間が短い事です。
女児の場合は2日ほどですが、男児の場合は24時間もかかっていません。
適切な処置をすれば助かっていた可能性があるのかは分かりませんが、もし助かる可能性があったとするならば悔やんでも悔やみきれないでしょう。
女児は一度は病院へ行っているにも拘らず亡くなっているのでなんとも胸の痛くなる事件ですね・・・
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原因を予想してみる
今回の感染症の原因はなんでしょうか?
記者会見では「感染症の疑いがある」との事でまだ、感染症と分かったわけではないようですね。
現在出ている情報を整理して考えられる原因を予想してみます。
・発症から死亡までの時間が短い
・嘔吐、発熱、痙攣などの症状
・同じ大師幼稚園の園児
今出ている情報はこのくらいでしょうか。
ヒアリ?
上記の情報をみて真っ先に思いついたのが6月14日に日本で初めて発見された危険生物の「ヒアリ」です。
ヒアリは非常に攻撃的でアメリカではヒアリで年間100人近い死亡者が出ているとの事でした。
ただ、ヒアリで死亡するのはアナフィラキシーショック、アレルギー反応によって死亡数るケースがメインなので、日本で最近発見されたヒアリで死亡と言うのは考えられないと思われます。
ヒアリが発見されたのは兵庫県で今回事件が起きたのは神奈川県川崎市なので場所も合わないですね。
マダニ
最近よく聞く日本でも生息が確認されているダニです。
このダニは殺人ダニと呼ばれる事もあるようですね。
マダニの怖さはSFTSウイルスを保有している点です。
全てのマダニがSFTSウイルスを保有している訳ではありませんが、治療薬がない為、重篤化するケースが多いようですね。
症状は潜伏期間を過ぎると高熱、嘔吐、腹痛などなど。
ウイルス性と言う事と症状などを見比べてみると今回のケースと酷似しています。
ちょっと予定を変えてマダニを詳しく掘り下げたいと思います。
マダニの色々
マダニについては国立感染研究所に詳しく情報が掲載されているのでソコを参考にしたいと思います。
まず、日本国内の報告例ですが、2017年5月30日現在で死亡例が56例。
死亡例の中に40歳未満は0。
届け出は西日本に集中しており神奈川県は0件となっています。
神奈川でマダニは考えられないと思われますが、逆に考えると例がないからこそ発見が遅れたという事も考えられますね。
感染地域が主に西日本なのでマダニの可能性は低いと思われますが続けます。
潜伏期間は6日から2週間。
致死率は最大で30%。
血液等の体液の接触により感染する事も確認されています。
治療法は対処法的な方法しかなく、ワクチンなども存在しません。
主に高齢者が重篤化して死亡するケースが多いようですね。
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まとめ
未だに原因が分かっていない今回の事件ですが、本当に原因が気になりますね。
ネットでは「劇症型心筋炎」という病気にも注目が集まっているようでそちらについても調べていきたいと考えています。
マダニのFSTS感染症は主に西日本でしか確認されておらず、神奈川県で確認される可能性は低いと思われます。
とにかく早い原因の究明をお願いしたいですね。
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