【龍角散のど飴ドーピング問題】デマの発信者が謝罪!Twitterは恐ろしいツールだ・・・

 

2017年の1月1日より、ドーピングに関する基準が変更されました。

 

そこで、「南天」を含むのど飴が禁止となったのですが、コレがちょっとトラブルなっています。

 

「龍角散」というのど飴を御存じでしょうか?

 

喉がイガイガするときに抜群の効果を発揮するのど飴なのですが、この龍角散も禁止になったとSNSを中心に「デマ」が広まっています。

 

コレに龍角散が反撃します。

 

私も、話題になっていたので目にはしましたが、まさかデマだったとは思いませんでしたね。

 


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龍角散の反撃

 

 

龍角散はTwitterでこのようにコメントしています。

 

龍角散からすればデマが広まって迷惑していることでしょうね。

 

この記事を書いている時も龍角散のサイトはアクセスがし辛い状態になっていてかなりの反響があった事が予想されます。

 

ヒゲナミンとはいったい?

 

ここで、話題になったヒゲナミンを掘り下げていきたいと思います。

 

禁止になったのは「南天」を含むのど飴です。

 

この南天エキスの中にヒゲナミンが含まれていると言う事らしい。

 

ヒゲナミンの効果としては喉の収縮を抑える、気管を拡張させる効果もあるようですね。

 

へぇ~、のど飴って喉がスッキリするだけじゃなかったんですね。

 

因みにヒゲナミンというナイスなネーミングの由来は以下の通り。

x.com

真偽は定かではありません(笑

 

デマの発信元は?

 

特定が目的ではないので発信者の名前などは控えます。

 

調べてみたところどうやら、Twitterが発信元ではないかと思われます。

 

ツイートには「龍角散も禁止になったのは衝撃的」とドーピング禁止表と共にツイートしています。

 

そのツイートにはリツイートは約5千件と広範囲に拡散されている事が確認できます。

 

ドーピング禁止表を見てみると「龍角散」というワードは出てきていないので勘違いでしょう。

 

龍角散を誤認してしまったのは龍角散がメジャーなのど飴だったからだと思いますが、軽率ではありますね。

 

ツイートした人のTwitterを見ているとお世辞にもネットリテラシーが高いとは言えません。

 

本人、友人などの画像をネット上にUPする事のリスクをもう少し考えた方が良いですね。

 

どうしても、UPしたいのならTwitterに鍵をかける事をお勧めします。

 


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拡散した人はどうなる?

 

デマを拡散すると最悪の場合、お手てが後ろに回ります。

 

2016年の熊本地震でデマを流した人が逮捕されていますね。

 

確か、「地震が原因で動物園からライオンが逃げた」とのツイートだったと記憶しています。

 

ツイートに道路に佇むライオンの画像をUPしていましたが、この画像は別の国の画像だと分かりました。

 

結局、「偽計業務妨害」で逮捕されました。

 

逮捕された男性は「悪ふざけでやってしまった」と供述いていますが、悪ふざけでは済みませんよね。

 

この辺のリテラシーの欠如が今回の問題でも確認できます。

 

偽計業務妨害とは?

 

刑法を調べるとこうあります。

233条後段 虚偽の風説を流布し,又は偽計を用いて,人……の業務を妨害した者

本罪の行為は,虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて,人の業務を妨害することです。

「偽計」を用いるとは,既述のように,人を欺き,誘惑し,または,人の錯誤・不知を利用することをいうと考えます

 

うーん、完全に当て嵌まりますね。

 

では、偽計業務妨害の懲役や罰金などを見てみましょう。

3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

 

デマ発信者は謝罪

 

龍角散が、デマに反撃し約3時間後に発信者が謝罪のツイートをしています。

 

大変申し訳ありません。

ミーティングで龍角散もドーピングになるからという情報を聞き、確認もせずに間違えた情報を鵜呑みにし流してしまいました。

以後Twitterの利用については考えます。

フォローして下さった方々ありがとうございました。Twitter休止します。

 

なるほど、また聞きの情報をTwitterで流したと言う事ですね。

 

因みに、発信者は学生です。

 

ミーティングと言っているので教師がデマを生徒に教えた可能性も考えられます。

 

「龍角散も禁止の可能性があるから控えるように」というふんわりした感じだったのかもしれません。

 

情報を別の意味で捉えてしまい脳内で変換されてしまう事は良くあることです。

 

それにしても、コレって一昔前までは問題にすらならなかった事ですよね。

 

SNSで情報が世界中に発信される事で些細な事が大問題になってしまう良い例ではないでしょうか?

 

突き詰めるとリテラシーの問題でしょうが、世の中の大部分の人は教師の言っている事を鵜呑みにするでしょう。

 

教師という立場、ミーティングという場所で「龍角散は南天が入っている」と根拠も無しに言っていたとすれば問題ですね。

 

デマの発信者は既にアカウントを削除しているか鍵をかけてしまったようです。

 

それにしても、一般人が日常会話にも気を使う時代が来るなんて・・・

 

発信者を慰めるつもりではありませんが、今回の件で龍角散自体は何も悪くないので宣伝効果を喜んでいる可能性も否定できません。

 

個人的には龍角散の評価が上がったと感じています。

 


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