この記事は一部ネタバレを含みます。
2017年7月22日公開の実写版「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)の公開を記念して、2017年7月29日の土曜プレミアムでアニメ版が地上波初放送されます。
この作品は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインスタッフ「超平和バスターズ」が再集結し制作した映画作品です。
映画の中では、「Over The Rainbow」・「Around THE World」に歌詞をつけたミュージカルなども登場します。
ふれあい交流会の実行委員に選ばれた4人の青春と言葉の持つ大切さが描かれています。
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玉子の呪いと王子
主人公の成瀬順は、子供の頃夢見がちでおしゃべりな女の子で、山の上にある城に憧れていました。
しかし、城から他の女性と一緒に出できた父親を発見し、順は父親が王子様だったと母親に伝えてしまいます。
その結果、父親は家を出て行くことに。
別れの際に、父親の自分のせいだと言われた順の前に現れたのが、玉子の妖精でした。
玉子の妖精は、おしゃべりすぎるその口にチャックをします。
それから順は、おしゃべりをするとお腹が痛くなるようになってしまったのでした。
その後、ふれあい実行員に選ばれ、そんなのはできないと直談判に向かった順は、音楽準備室でアコーディオンを弾きながら歌う拓実を見つけ、偶然歌っていた玉子の歌に心を読まれたと思い、巧実のことを気にしだします。
ストーリーが進み、順にとって、拓実は王子様になっていきます。
実際、玉子と王子である拓実役は、内山昴輝さんが演じられています。
玉子は、順にとっての呪いをかけた人物として、拓実は順の呪いを解く王子として登場します。
しかし、ミュージカル前日のリハーサルの日に拓実と菜月の話を聞いた順は、再び殻にこもり、ミュージカル当日にみんなの前から姿を消してしまいます。
その順の前にも再び玉子が現れ、玉子がひび割れて、白身と黄身がぐちゃぐちゃのスクランブルエッグだといいます。
スクランブルエッグはここでは、混沌した順の気持ちを表現しているのでしょう。
その後、順を探し当てた拓実は、順に心の中にある言葉を全部話してくれと言い、順は拓実に言いたいことをぶちまけます。
それから巧実は、順のおかげで自分の言いたいことは言葉しないといけないことがわかったと言います。
おしゃべり好きな神様が祀られている神社のモデル
心が叫びたかがっているんだ。の舞台は、埼玉県秩父市のようです。
ストーリーの序盤で拓実が住職と話していた神社にもモデルがあり、秩父札所十番の萬松山・大慈寺だそうです。
物語で登場した玉子の形の飾りもあるようなので、物語の舞台を巡ってみるのも楽しいかもしれません。
あの花に登場した人物がここさけにも登場していた?
あの花の名前を僕達は知らない。に安城鳴子の友達として登場していた春菜と亜紀が登場しています。
ぜひあの花のファンは、放送でどこに登場するのか確認にしてみてください。
実写版にアニメの声優が登場
現在、公開中の実写版で順の声優の水瀬いのりさんが順や菜月の同級生役で登場しているそうです。
キラキラ☆プリキュア・アラモードではプリキュアパルフェの声優も勤められていますね。
アニメ版との違いや水瀬さんを探して映画を鑑賞してみるのも楽しいかもしれませんね。
日常で何気なく発する言葉について考えなおす機会になると思いますので、是非興味がある方は見てみてください。
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