10月21日昼ごろの鳥取県で震度6弱の地震が発生しました。
今年発生した九州地震の記憶も薄れていない状況にも拘らず発生した今回の地震。
津波の心配もなく被害もそこまでひどくないと言う事で一安心です。
しかし、今回の地震が南海トラフ地震の前兆ではないかと囁かれています。
南海トラフ地震と言えば熊本地震後も散々言われていました。
それが今回の地震とどう関係しているのでしょうか?
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南海トラフとは?
そもそも地震とは2つのプレートが移動し片方のプレートが歪みに耐え切れなくなり反発する事によって引き起こされます。
このプレートのポテンシャルによって地震の規模が違ってきます。
ユーラシアプレートとフィリピンプレートから構成される南海トラフは巨大です。
一見同じに見えますが東海、東南海、南海と三つに分かれていると思ってください。
ただ、この3つは連動する可能性が高いと言われています。
歴史を見ると東海トラフでの地震が引き金になっているようですね。
連動と言っても月、年単位で連動する場合と一気に連動する場合があるようです。
鳥取地震との関係性は?
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ネットでは鳥取地震は「南海トラフが関係している」「前兆だ」と言われていますね。
結論だけ言うと「鳥取地震に直接関係している訳ではないが前兆の可能性はある」。
という感じではないでしょうか?
そもそも鳥取地震を引き起こしたプレートは別のプレートなので南海トラフとの関係性は薄いと思われます。
ただユーラシアプレート上で起きた地震なのでそのパワーが南海トラフに少なからず影響する可能性はありますね。
某掲示板では過去の地震記録から次は南海トラフ地震が来ると予想している人がいます。
過去の地震
863年 越中・越後地震
869年 陸奥沖海溝地震
869年 肥後(熊本)地震
880年 出雲地震
887年 南海トラフ地震
最近の地震
2007年 中越地震
2011年 東日本大震災
2016年 熊本地震
2016年 鳥取地震
○○年 南海トラフ地震か?
上のような書き込みですが、こうしてみると発生地域がほぼ一致していて、いかにも次は南海トラフ地震か?
と、思ってしまいがちですが地震大国日本では毎年あちこちで大きな地震が発生しています。
例えば868年には播磨国地震と言ってマグニチュード7クラスの地震が発生しています。
他にも878年にマグニチュード7クラスの相模・武蔵地震が起きています。
2007年以降でも至る所で大きな地震は起きているので要所要所抜き出して見せる事で危機感を煽る事は簡単に出来そうですね。
このように都合よく編集された情報ですが南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくない状態だと言う事には変わりないと思われます。
また、日本のあちこちで発生する地震が少なからず南海トラフに影響を与えている事も事実です。
地震の対策は充分にしておいた方が良さそうです。
南海トラフ地震の時期は?
かなり昔から言われているようですが「東南海地震はいつ起きてもおかしくない状態」との事です。
明日かもしれないし今年中かもしれません。
ただプレートがどのくらいまで耐えれるのか?とか正確に分かるわけもなく曖昧な表現しかできないのが現状です。
そう言えば2014年には東南海地震の起きる可能性は30年以内に70%、50年以内に90%とも言われていましたね。
南海トラフ地震が起きたらどうなる?
南海トラフ巨大地震が起こると日本はどうなってしまうのでしょうか?
一説によればマグニチュードは9を超え西日本は全域で震度5以上を記録すると言われています。
特にひどいのが太平洋側で宮崎、四国全域、和歌山、三重県などは震度7以上。
そして心配なのが津波です。
南海トラフ地震では大津波が起きると予想されており最大で32mもの津波が街を襲う可能性があります。
とりあえず太平洋側の県は壊滅すると言っても言い過ぎでは無いと思います。
死者は30万人を超えるだろうと予想されていて西日本は断水、停電などで人の住めない状態になってしまうと予想されます。
まとめ
簡単にまとめますと
・鳥取地震は南海トラフとは直接関係ない。
・鳥取地震で南海トラフ地震を引き起こす可能性は僅かながらあり得る。
と言ったところでしょうか。
しかし、日本はホントに地震が怖い国ですね。
住んでしまっている以上文句を言わずに来るべき時に備えてしっかり対策を立てていかなければなりません。
鳥取県民の無事を祈ります。
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