箱根駅伝の任意給水禁止ルールが話題になっているようです。
問題となったのは復路の7区。
トップを走っていた青山学院大学の田村選手でした。
脱水症状なのか大きくペースダウンしてしまいます。
ルールの関係で監督が車から降りて給水する事は出来ないので声をかけるしかありません。
田村さんはトップこそ守ったものの2位の早大に約1分ほど差を縮められてしまいます。
脱水症状で危険な状態なら給水しても良いと思うのですがどうなんでしょうか?
2015年からルールが変わって任意給水が禁止されたとの事ですがちょっとよく分からないのでまとめてみました。
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目次
2015年からルールが変更
どうやら2015年の箱根駅伝より給水ルールが変わっているようです。
2014年までのルール
監督から選手への手渡し給水はOK。
給水ポイントは15キロ地点と任意の場所。
2015年からのルール
監督から選手への手渡し給水禁止。
給水ポイントは各区間の決められたポイント2回。
このように、給水ルールが変更になっています。
青学7区のケースだと監督が車から降りて手渡し給水する事になるので、給水を行う事はできませんね。
ここでの給水は棄権を意味します。
なぜルール変更したの?
従来通りのルールでも問題ないと思われますが、ルール変更になった理由はなんでしょうか?
調べてみると、神奈川県警も関係しているようです。
どうやら、手渡し給水をする場合は監督が車を止めて(降りて)給水を行わねばならず、場所によっては道路交通法に違反する可能性もあるようです。
ルール変更には神奈川県警の要請もあったようですね。
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7区に給水ポイントはあるの?
7区の選手が脱水症状と聞いて気になったのは「7区に給水ポイントがあるのかどうか」です。
調べてみると復路7区に給水ポイントはありますね。
箱根駅伝の給水ポイントは以下の通りです。
・1区6区は給水無し
・5区は給水3回
・その他は各区間の決められたポイントに2回
1区は集団走になり危険なため給水ポイントは無いようです。
6区は早朝で気温の上昇も少ないと理由から給水ポイントはありません。
こうしてみると7区には給水ポイントがある事が分かりますね。
給水ポイントは運営側が決めますが10キロ15キロ地点の場合が多いようです。
田村選手が脱水症状になった原因は?
7区を走る田村選手が脱水症状と言う事ですが、7区には給水ポイントもありました。
なぜ、脱水症状になってしまったのでしょうか?
詳しい原因は特定できませんが、気温の上昇が関係していると思われます。
田村選手が7区を走っている時間は丁度、気温の上昇が顕著な時間帯でした。
そして、一番の原因と思われるのは、給水ポイントであまり給水をしていなかった事ではないでしょうか?
田村選手は給水ポイントで頭に水をかけていますが、TVを見ている限りでは水を飲んでいるようには見えませんでした。
多分ですが、コレが一番の原因となった可能性は高いです。
まとめ
・2015年からルール変更により監督からの手渡し(任意)給水は禁止になった。
・ルール変更の理由は道路交通法違反の可能性があるから。
・7区には給水ポイントはある。
・田村選手はあまり水を飲んでいなかった?
まとめるとこんな感じでしょうか。
今回の脱水症状はルール変更と給水方法に問題があるように感じますね。
しかし、給水ポイントがある以上、そこを最大限に活用する事もプロでしょう。
大々的に道路を占領しといて道路交通法違反ってものおかしな気はしますが(笑
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コメント
>大々的に道路を占領しといて道路交通法違反ってものおかしな気はしますが(笑
道路封鎖も道交法に基づいてるのですが・・・
その部分については調べていませんが、道交法を盾にするくらいなのでそうではないかと思っていました。
皮肉みたいなものです。
気分を害したなら申し訳ありませんでした。