稀勢の里横綱昇進!通用するのか?不安要素は年齢と豆腐メンタル?

 

1月22日の大相撲千秋楽で大関稀勢の里が横綱白鵬を破り、自身の初優勝に花を添えました。

 

世間では横綱昇進は確実と言われていますが、どうなんでしょうか?

 

稀勢の里が横砂になるとなんと「19年ぶり」の日本出身横綱だそうです。

 

調べているとどうやら1月25日にも稀勢の里が横綱になるかどうかの結果が出るようで、世間の注目を浴びていますね。

 

このページでは横綱昇進の条件や、日程、可能性などを詳しく掘り下げていきたいと思います。

 

ファンには申し訳ありませんが、稀勢の里の不安要素についても触れています。

 


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19年ぶり??

 

稀勢の里が横綱になると、なんと19年ぶりの日本出身横綱の誕生です。

 

19年日本出身者から横綱が出ていないってある意味凄い事ですね~。

 

一応、相撲は日本の国技なので19年間もの間、日本人は何をやっていたんだ・・・

 

因みに19年前に横綱になったのは、我らがお兄ちゃん事、若乃花関です。

 

なぜ、19年間も日本から横綱が出なかったかと言うと、やっぱりモンゴル勢の勢いでしょう。

 

「朝青龍」「白鵬」「鶴竜」など、モンゴル出身の力士は勢いがありましたからね~。

 

朝青龍と白鵬は相撲界の記録を何度も塗り替えるほどの実力。

 

こんな大横綱と一緒に相撲を取らないといけないので成績が伸び悩む事も納得です。

 

現に稀勢の里はこの横綱達に何度も優勝を阻まれていますよね。

 

横綱出身の条件は?

 

横綱って相撲を知らない人でも一番強い力士ってイメージはありますね。

 

横綱に昇進する条件っていったいなんなんでしょうか?

 

調べてみるとこのような条件が見つかりました。

 

「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績を上げた力士」。

 

あれ?稀勢の里って今回が初優勝だったはず。

 

2場所優勝が条件なら無理なのかな?

 

いいえ、問題ありません。

 

「それに準ずる成績」とあるように稀勢の里の成績は準ずる成績にあたります。

 

まず、2016年の年間最多勝に輝いています。

 

稀勢の里は横綱キラーと呼ばれていて、1場所で3横綱を破る時もありました。

 

常に10勝以上の成績をあげている稀勢の里は既に優勝2回に準ずる成績と言えるでしょう。

 

一番ネックだった優勝が遠かった、長かったですね。

 


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誰がいつ決めるの?

 

誰がいつ決めるのかもよく分かりませんよね。

 

相撲って幕下とか幕内とかあるじゃないですか。

 

力士たちは成績などで来場所の立ち位置が決められます。

 

つまり、「今場所の成績が良かったら、来場所は幕内に昇進」的な感じです。

 

昇進があると当然、降格もあります。

 

しかし、横綱だけにはこの「降格」が適用されないのです。

 

つまり、1度横綱になったら引退するまでずっと横綱と言うわけです。

 

よって、横綱と言うのは慎重に決めなければいけません。

 

横綱審査委員会によって横綱昇進の審議が行われます。

 

そこで、3分の2以上の賛成を得る事が出来れば、理事会を通して正式に決定されるのです。

 

横綱審議委員会で3分の2以上の賛成

 

この条件も今の稀勢の里ならクリアできるのではないかと思いますね。

 

横綱審議委員会は1月25日に行われるそうなので、1月25日には横綱稀勢の里の誕生でしょう。

 

稀勢の里の横綱は不安?

 

横綱になって活躍が期待されている稀勢の里ですが、不安要素もあります。

 

先ほども話しましたが、1度横綱になると引退するまでずっと横綱です。

 

稀勢の里が横綱としての成績を残せないと非難される可能性もありますね。

 

日馬富士なんかは、期待以上の成績を残せない場所が多く、一部で悪く言われていた事もありました。

 

稀勢の里もその可能性が無いとは言い切れませんね。

 

では、稀勢の里の不安要素をいくつかあげていきましょう。

 

豆腐メンタル?

聞きなれない言葉ですが、稀勢の里はファンの間で「豆腐メンタル」と言われているようです。

 

意味としては、「土壇場に弱い」「プレッシャーに弱い」と言ったところでしょう。

 

稀勢の里の成績を見ていると準優勝が多いんですよね。

 

優勝は今回が初で1回に対して準優勝は12回。

 

コレって、やっぱり優勝のかかる、または意識する場面で本来の力を出し切れていないと言えるでしょう。

 

そう言えば、ずっと「優勝したら横綱昇進」って言われていた気がします。

 

2016年の成績で黒星は21個です。

前半の取り組みでの黒星は8個。

後半の取り組みでの黒星は13個。

 

前半に比べると後半に負ける確率は1.5倍となっていて優勝を意識しだすと本来の力が出せていない事が数字で分かりますね。

 

まぁ大関となると、後半に横綱に当たるので黒星が増えるのは当然ですが、大事なところで負ける事の多い力士としては代表格ではないでしょうか。

 

年齢に不安?

稀勢の里の年齢は現在30歳。

 

この年齢は関取として若いわけではありません。

 

それでは主要な横綱の引退年齢を見ていきましょう。

 

朝青龍 2010年引退 30歳
若乃花 2000年引退 29歳
貴乃花 2003年引退 31歳
2001年引退 31歳
千代の富士 1991年引退 36歳
武蔵丸 2003年引退 32歳

 

千代の富士以外は最近の横綱を選んでみました。

 

29歳~32歳までの引退が多いですね。

 

横綱って降格が無い代わりに勝てなくなると周りのプレッシャーが凄いのでしょう。

 

千代の富士の引退理由が「体力の限界」であったように、勝てない横綱は引退の選択を迫られます。

 

なにが言いたいかと言うと、今まで活躍していたが、体力の衰えなどで横綱を務める事が困難になる年齢が、30歳付近だと、この表は示しているのではないでしょうか?

 

あれだけ強かった白鵬もここ半年は10勝を超えるのがやっとという感じです。

 

白鵬は現在31歳、頭に「引退」の2文字がよぎっていてもおかしくないと思われます。

 

稀勢の里に話を戻しますが、稀勢の里は30歳。

 

成績を見る限りでは、上り調子という感じですが、体力的な面では確実に衰えて来ていると私は思います。

 

まとめ

 

稀勢の里の横綱昇進は日本人として大変喜ばしい事ですし、ついにこの日が来たかという感じではあります。

 

19年ぶりの日本出身横綱誕生に盛り上がる日本ですが、稀勢の里がその重圧と体力の衰えに耐えきれるかが問題になってくるでしょう。

 

個人的に稀勢の里は好きなので、勝っても負けても横砂として相撲を取り続けて欲しいですが、世間の反応も気になりますね。

 

稀勢の里がいくつになっても現役で相撲を取り続けられる事を祈って終わりにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 


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