稀勢の里で大いに盛り上がっている相撲協会に訃報です。
元小結時天空(間垣親方)がこの世を去りました。
37歳という若さでした。
死因は「悪性リンパ腫」
血液のがん「悪性リンパ腫」で闘病中だった大相撲の間垣親方(元小結・時天空)が1月31日未明、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した。37歳だった。モンゴル出身。日本相撲協会が発表したもので、日刊スポーツなどが報じた。
記憶に新しいのが千代の富士ですね。
関取は短命と聞きますが、時天空の場合は少し違います。
時天空の事を調べていると、悪性リンパ腫が見つかる前に別の病院で「アバラのひび」と誤診されていたようです。
気になる真相をまとめてみました。
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悪妻リンパ腫とは?
悪性リンパ腫(あくせいリンパしゅ、ML: Malignant Lymphoma)は、血液のがんで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍である。
血液のガンって・・・
どうやら、外科手術などは一切行わず放射線治療、化学治療が主になるという事です。
なにより怖いのががん細胞を完全に除去できる確証がない為、完治するという表現を使わないところ。
腫瘍を検出できなくなった時点で「緩解(寛解)」したと表現するそうです。
確か白血病も血液のガンと言われていますね。
因みに白血病と悪性リンパ腫の違いはコチラ
リンパ組織は身体に入る異物を排除する働きをするが、このリンパ組織を構成しているリンパ節、脾臓、へんとうなどの細胞が悪性のものになって無制限に増殖するもので、白血病とならんて代表的な血液の癌である。 白血病では主に骨髄で細胞増殖が起こるのに対し、悪性リンパ腫の場合はリンパ節で起こり、増殖したところに腫瘍のこぶができる。
細胞増殖が起きる場所が違う感じでしょか。
アバラにひび?誤診とは?
時天空は現役時代の2015年7月辺りに、脇腹の痛みを訴え病院に診察してもらっているようです。
診察の結果は「アバラ骨のひび」でした。
しかし、痛みが引くどころか寝れないくらいの痛みになり、知人の紹介で別の病院に行ったそうです。
そこで「悪性リンパ腫」が見つかり、時天空は治療に入りました。
時天空は現役復帰を目指していたようですが、5場所休場と言う事もあり引退を決意。
親方業務と治療に専念する事に。
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誤診が無ければ助かっていた?
最初の病院で誤診と診断されていたという事で、もしかして誤診じゃなければ悪性リンパ腫は直っていた?との疑問が生まれます。
結局タラレバになりますが、調べてみました。
時天空が脇腹の痛みを訴えて病院に行ったのが2015年7月。
知人の紹介で悪性リンパ腫が見つかった時期は分かりませんが、抗がん剤治療を開始したのが2015年10月でした。
期間的に3ヶ月。
流石に3ヶ月の発見遅れで手遅れと言う事は無いと思われます。
時天空が悪性リンパ腫を発表した時は、「早期の発見で問題無さそう」的な記事が多かったように見えました。
誤診は問題でしょうが、誤診が直接の死因というわけではなさそうに感じますね。
因みに私の調べる限りでは悪性リンパ腫を早期発見したからと言って生存率が上がる等の記事を見つける事は出来ませんでした。
生存率はかなり高い?
悪性リンパ腫の生存率を調べていましたが、ソコソコの確率で緩解(寛解)まで持って行けるようです。
時天空も現役復帰を考えていたようなので、当初はそこまで深刻な状態では無かったと言う事が予想されます。
ただ、関取は短命な事が多いので急激に太ったり、無理な稽古が病気に何らかの影響を与えていた可能性もありそうです。
因みに時天空の悪性リンパ腫の種類を調べたのですが、見つける事は出来ませんでした。
まとめ
私の調べる限りでは、誤診が直接的な死因では無いかと思われます。
しかし、3ヶ月でももう少し早く見つかればという思いはありますね。
時天空はまだ37歳で親方としてもこれからの年齢でした。
残念でなりません。
心よりご冥福申し上げます。
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