東北地方では、このところクマの出没が相次いでいますが、岩手県一関市では28日夜、東北自動車道に侵入したクマとワゴン車が衝突し、後続の複数の車もクマをはねました。この事故によるけが人はいませんでした。
18日午後7時すぎ、岩手県一関市の東北自動車道の上り線の一関トンネルの入り口付近で、ワゴン車が中央分離帯側から出てきたクマと衝突し、後続の複数の車も次々とクマをはねました。
この事故でクマは死にましたが、車に乗っていた人たちにけがはありませんでした。警察によりますと、クマは体長1メートル50センチほどで成獣のツキノワグマとみられるということです。
現場付近は山に囲まれていますが、クマがどうやって道路に侵入したかは分かっていないということです。警察は、夜間はライトを上向きにするなどして動物に注意するよう呼びかけています。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160528/k10010538741000.html
凄いニュースですね。
高速なので最低でも80kmの速度でぶつかっていると思われますがブレーキが早かったのか運転手は無事だと言う事でよかったですね。
7時過ぎと言う事は薄暗くなってきているのでよく見えなかったのか高速なので止まりきれなかったのか。
どちらにしても危ない事故なのは間違いないです。
ツキノワグマは後続車にもはねられたそうですが車同士の接触などが起きていたら大事故の可能性もありますしツキノワグマの侵入経路などを調べて再発防止に努めて欲しいと思います。
スポンサーリンク
ツキノワグマの恐怖
可愛らしい見た目をしているツキノワグマ。
クマの中では比較的小さいですが猛獣に指定されている日本で有数の危険生物です。
大きい個体で2mになります。
走ると時速50kmものスピードが出せると言われており生身で遭遇したら命の危険を感じざるえません。
しかし、ツキノワグマも人間と遭遇すると恐怖します。
生物って未知の恐怖に弱いんですよね。
もし、ツキノワグマに遭遇したら刺激せずにゆっくりと後ずさりしましょう。
ダッシュで逃げると置いかけられる危険があるので必ずゆっくり逃げましょう。
よく言われている「死んだフリ」ですがクマが安心すると興味本位に近寄ってくる危険があり、この死んだフリはクマに安心感を与えてしまう事が考えられるためお勧めできません。
出会い頭に襲ってきたら諦めるしかないような気もしますが・・・
急所は鼻や眉間と言われていますが人の攻撃が通用するのか疑問ですね。
どうやって高速に進入した?
スポンサーリンク
ツキノワグマは絶滅危惧種に指定されているそうですが生息地は拡大しているようです。
少し矛盾していますがどういう事なのでしょうか?
確かな情報ではないのですがどうやらクマが食べるエサが関係しているとのこと。
温暖化などによってクマの餌であるブナの凶作でエサを探し求めてクマがあちこちに移動している模様です。
クマの出没にはもう一つ条件があって山や林をきちんと区別していないとクマが境界を認識できずに人里まで下りてきてしまう事もあるようです。
今回の高速道路に出没したクマもこの類でしょうか?
高速には防音壁などが設置されていますがクマの身体能力なら簡単に上ってこれそうです。
まとめ
人間とクマの共存は難しい問題ですが人里に下りてこられるとパニックになりますよね。
東北地方ではクマの出没が相次いでいて市街地などでも目撃されています。
タケノコ採りに行った70代の男性が犠牲になるなど痛ましい事故も起きています。
各地の自治体や警察が注意を呼びかけていますが本当に気をつけてもらいたいですね・・・
関連記事
【動画】NOAA発見の新種発光クラゲ動画が話題!深海で発見されたクラゲは宇宙人?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント