ちはやふる タイトルの意味は?作者末次 由紀が込めた想いを予想してみた

 

大人気少女漫画「ちはやふる」

 

実写映画「上の句」「下の句」は大ヒットし、新作となる「結び」も注目されています。

 

近々金曜ロードショーでちはやふるの実写映画が放送されるようで世間の注目度も高まる事でしょう。

 

コミックスは2018年3月現在で37巻まで発売されていす。

 

私も大好きで全巻集めていますが、タイトルである「ちはやふる」の意味をあまり理解していませんでした。

 

百人一首の中にちはやふる~って詩があって主人公の名前も「千早(ちはや)」だから「ちはやふる」なのかな?って適当に考えていました。

 

地上波で放送されると言う事もあり、無性に気になったので調べてみたいと思います。

 


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ちはやぶる?ちやはふる?

 

漫画のタイトルは「ちはやふる」ですが、和歌では「ちはやぶる」となっています。

 

ちはやふるの意味の前にまずどちらが正しいのかハッキリさせなくてはなりません。

 

・・・と、思い調べてみたところ答えは

 

どちらでもよい

 

でした(笑

 

どちらでも同じ意味合いなので構わないそうですが、実際の競技かるたで詠まれる時は「ちはやぶる」と読まれるので、競技かるたを題材としているちはやふるなら「ちはやぶる」が正解なのかもしれませんね。

 

「ちはやぶる」が正解ならタイトルになっている「ちはやふる」とは・・・

 

まぁ、どちらでもいいので気にしないでおきましょう・・・

 


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枕詞?

 

ちはやふるについて調べていると「ちはやふるは枕詞で云々~」

 

枕詞ってなんですか・・・?

 

勉強をさっぱりしてこなかったのでいきなり枕詞と言われても眠気を誘う以外に脳が働きません。

 

何度も寝そうになりながら読んでみると、枕詞とは「次につながる言葉」

 

とうい事はなんとなく理解できました。

 

噛み砕くと和歌にはいくつかのルールがあり、「ちはやぶる」とくれば後に続く言葉は「神」か「宇治」と決まっているようです。

 

と言う事は「ちはやふる」とは意味のある言葉ではなく次につながる言葉と言う事になりますね。

 


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ちはやぶるにも意味はあった!?

 

「ちはやぶる」は枕詞ですが意味は存在しているようです。

 

「いち(ち)」・・・物凄い勢い

「はや」・・・言葉通り早く、俊敏

「ふる」・・・ふるまう

 

といった感じ。

 

この意味から連想するのはまさに競技かるたではないでしょうか?

 

物凄い勢いで素早くふるまう。

 

上の句が読まれるやいなや物凄い勢いで札を取る姿が連想できますね。

 

登場人物の性格や能力?

 

色々と調べてみた結果、最初は主人公である「綾瀬千早」の性格などから「ちはやふる」の和歌を選んだのかと思いましたが考え方が変わりました。

 

 

漫画「ちはやふる」の世界では個性的な登場人物が多く登場します。

 

中でも特に個性的なのは以下の4人。

 

・綾瀬千早(主人公)

・周防 久志

・若宮 詩暢

・真島 太一

 

太一は個性的???

 

超絶イケメンで頭も良くてスポーツ万能と言うことなしですが、個性的とは言えません。

 

ただ、コミックス37巻の太一を見てここに書かせていただきました。

 

上の4人に共通している事は競技カルタの特殊能力持ちと言う点。

 

なぜ特殊能力に注目したかというと、「ちはやぶる」にかかる言葉が「神」だったからです。

 

人間離れした神的な能力の持ち主を選んでみました。

 

それでは神的な特殊能力をもった4人を軽く紹介していきます。

 

 

・綾瀬千早

底抜けに明るくカルタバカ。

ダディベァという奇妙なマスコットを愛し、試合後には白目をむいて寝る美少女JK。

読まれる札が浮いて見えるという特殊能力持ち。

 

・周防 久志

名人なのにそこまでカルタが好きではない印象。

とにかく甘いものが大好き。

読まれる札が消えて見えるという特殊能力持ち。

 

・若宮 詩暢

スノー丸という奇妙なマスコットをこよなく愛する。

千早とは違う意味でのカルタバカ。

札と会話ができる特殊能力も落ち。

 

・真島 太一

個性はあるものの上記3人と比べると少し弱い。

しかし、周防久志と練習する事によってその才能が開花。

イマイチ断定できないがコミックス37巻で読まれる札が消えて見えていた??

 

このように現実では考えられない能力をもった4人。

 

現実では考えられない=神

 

と言う事は「ちはやぶる」の和歌と重なるのではないでしょうか?

 

 


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まとめ

 

長々と書きましたが以上の事をまとめると大きく分けて2つ。

 

・競技カルタの性質をタイトルで表現している?

 

「ちはやふる」=物凄い勢いで早くふるまう。

 

コレは明らかに競技カルタですね。

 

ふるまうというのは礼節を持ってふるまうという意味も込められているかもしれません。

 

百人一首の中でこの和歌が競技カルタを表現する一番の和歌だったのではないでしょうか。

 

・登場人物の性格と能力

 

上記のように登場人物の中には人知を超えた能力を持っている人物が存在しています。

 

「ちはやぶる」の枕詞にかかる「神」を表しているのではないかと考えられますね。

 

まとめとしては「ちはやふる」の直訳で競技カルタの性質を表し、枕詞にかかる言葉「神」で登場人物の個性を描いている??

 

と言う事になりました。

 

作者である「末次由紀」さんはこれ以上の構想を持っていると思いますが今回の記事はここまでとします。

 

「いやいや違う」「なるほど」などの意見があれば気軽にコメント欄にコメントを頂けると嬉しいです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 


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