ディズニー/ピクサー映画の最高傑作と名高い「リメンバー・ミー」
この映画にはタイトルにもなった「リメンバー・ミー」を始めストーリーにかかせない様々な楽曲が登場します。
この記事では作中で登場した歌のタイトルや誰がどのシーンで歌ったかなどをまとめています。
目次の最後「まとめ」にタイトルをまとめていますのでササッと知りたい方は「まとめ」まで飛んでください。
それではイッテみましょう。
|
目次
リメンバー・ミー
ディズニースタジオ公式You Tubeより引用
・デラクルス・バージョン(橋下さとし)
・ララバイ・バージョン(藤木直人)
・リユニオン(石橋陽彩)
上記3つのバージョンがあります。
歌われたシーン
ミゲルがひいおばあちゃんである「ココ」に歌う。
死者の国でココの父である「へクター」は現世で全ての人に忘れられる寸前のところでした。
最後までヘクターの事を覚えていたのは娘である「ココ」
ココも高齢(おそらくアルツハイマー)によりヘクターの記憶は消えかかっています。
ミゲルは死者の国から帰って来るなりココのところへ飛んでいき、何とかしてココにヘクターの事を思い出させようとします。
ギターを見せたり顔の部分がちぎれた写真を見せますがココは無反応。
諦めかけたミゲルがここに近寄ろうとしたとき足元にあったギターを見て「リメンバー・ミー」を歌う事と決意。
ミゲルが歌い始めるとココがわずかに反応します。
歌が進むにつれてココにミルミル生気が宿ります。
最後はミゲルと一緒にリメンバー・ミーを歌うほどまで。
ココは完全にヘクターの事を思い出したようです。
このシーンは作中で最も感動するシーンの一つではないでしょうか。
涙なしでは見られないシーンであります。
「リメンバー・ミー」は作詞・作曲を手掛けたへクターも回想シーンで幼いココに向けて歌っています。
因みにその時に歌ったのは「ララバイ・バージョン」というようですね。
デラクルスも一応歌っています・・・
ウン・ポコ・ロコ
ディズニースタジオ公式You Tubeより引用
「ウン・ポコ・ロコ」
~歌~
ミゲル(石橋陽彩)
ヘクター(藤木直人)
歌われたシーン
この曲は主人公であるミゲルが初めて人前で披露した歌です。
デラクルスに合う為に、コンテストに出場するミゲル。
このデラクルス広場でのコンテストに優勝するとデラクルスのパーティに出席できるのです。
コンテストにエントリーし出番を待ちますが、次第に緊張しだすミゲル。
いよいよミゲルの出番がきたがミゲルは緊張で声が出ません。
その時、ヘクターに教えてもらった事を思いだしミゲルは無事に歌う事ができました。
その時歌ったのが「ウン・ポコ・ロコ」
ミゲルが人前で初めて歌った記念すべき楽曲でミゲルのパフォーマンスに会場は大盛り上がり。
コンテストは途中で抜け出してしまいますが、優勝は確実でしたね。
個人的にはウン・ポコ・ロコが一番好きな楽曲です。
ミゲルとヘクターが一緒に歌いますがこの時、2人は実の家族だと知りませんでした。(知っていたのは犬のダンテだけ)
生と死を超えた場所で長年の夢を実現させたミゲル。
音楽に嫌気がさしていた荒んだヘクター。
実は2人は家族でミゲルが最も憧れるべき人物だったヘクター
あとから見返すと様々な感情があり、これも涙なしでは見れません。
私はこの時、一瞬だけ映るダンテの物凄くうれしそうな様子が映画「リメンバー・ミー」でのベストシーンだと思います。
音楽はいつまでも
すいません。公式動画がありません。
※ディズニー/ピクサーは著作権にひじょーーーーーーーに厳しいので普通ならYou Tubeの動画をバーン!と貼りたいのですがこの記事では引用内のリンクだけに留めている事もついでに察してください。
「音楽はいつまでも」
~歌~
ミゲル(藤木直人)
歌われたシーン
ミゲルがリメンバー・ミーを歌いココがヘクターを思い出した日から1年後・・・
死者の国から出る為の手続きをするヘクター。
(もうこの時から涙が出てきますね)
祭壇に写真が飾られている事が確認され、無事に出国できる。
外には妻であるイメルダが待っていて、ヘクターの後からココが現れます。
(涙腺崩壊)
ローズマリーの端を感慨深そうにわたるヘクター。
大活躍したペピータとダンテも現世に向かう。
ミゲルの家では死者の日の宴が行われており、ギター片手に歌うミゲルと楽しそうな家族たち。
(放心状態)
ココが娘である「エレナ」に寄り添っているシーンが良いですね。
ヘクターがミゲルのギターを分身?させ一緒に演奏しているところもグッときます。
なにより、今まで音楽を禁止されてきたミゲルが本当に楽しそうに歌っている姿が言葉に言い表せないくらい素晴らしいシーンですね。
少し話はそれますが、この「音楽はいつまでも」ですが、おそらくミゲル自身が作詞・作曲を手掛けたのではないでしょうか?
理由としては以下の3つ
・家族を想う歌である
・死者の国での出来事(忘れない事)が強調されている
・骨
歌詞を見ると死者の国での経験をもとに家族を想う歌を作詞・作曲したと思われます。
|
哀しきジョローナ
シネマトゥデイ公式 You Tubeから引用
「哀しきジョローナ」
~歌~
イメルダ(松雪泰子)
歌ったシーン
イメルダが哀しきジョローナを歌ったのは2回。
上の動画は1回目です。
ミゲルはデラクルスから現世に戻る為の許しを貰う為にデラクルスを探しますが、イメルダ率いる家族が反対したためイメルダから逃げています。
そんなミゲルをイメルダが説得するために歌ったのが「哀しきジョローナ」でした。
説得する気はなかったのでしょうが、とっさに出てきて「本当は音楽が好きだ」「しかし、音楽以上に大事なものができた」「2つ同時には大事に出来ない」と言う事をミゲルに伝えたかったのでしょうね。
2回目ですが、デラクルスからヘクターの写真を取り戻すためにリヴェラ一家がヘラクルスのコンサートに乗り込みます。
イメルダがデラクルスと揉み合いになり、アクシデントでステージ中央へ出されてしまいます。
その時、とったに歌ったのが「哀しきジョローナ」でした。
イメルダとヘクターの過去の想いが凝縮されたこのシーンも大好きです(語彙力)
つのる想い
動画無し
「つのる想い」
~歌~
エルネルト・デラクルス(橋下さとし)
歌われたシーン
ミゲルは家族代々、音楽禁止でした。
しかし、ミゲルは屋根裏に秘密の部屋を作っておりそこにはミゲルが尊敬する「エルネスト・デラクルス」グッズが沢山飾ってあります。
自作のギターを片手にデラクルスのビデオを見ながらギターを弾くミゲル。
この時流れた歌が「つのる想い」でしたね。
「つのる想い」は作中でも何度か流れています。
あこがれのファニータ
「あこがれのファニータ」
~歌~
ヘクター(藤木直人)
|
歌われたシーン
ヘクターの古い友人である「チチャロン」の最後を看取る為に歌った曲。
ミゲルがコンテストに出場するために使うギターを借りる為に古い友人の家に訪れる。
挨拶するなり「お前の顔など見たくない」とホントに友人?的な返しをするチチャロン。
チチャロンにギターをかして欲しいと頼むヘクターだったが過去の行いもあり物凄く嫌がられてしまいます。
なんとヘクターはチチャロンの大腿骨を借りて返さなかったという前科がある模様。
というか大腿骨を何に使うんだ・・・?
ヘクターと痴話げんかしているチチャロンに異変が。
どうやらチチャロンは現世の人に忘れかけられているようです。
死者の国では現世の人に完全に忘れられると死者の国からも消えてしまいます。
コレを死者の国では「2度目の死」というらしい。
チチャロンも現世で忘れかけられていて、現世に行く事も出来ないしこの時点で手遅れだったのでしょう。
チチャロンもその事を理解していてヘクターに「最後に1曲弾いてくれ」と頼みます。
古い友人から最後の頼みと会って音楽を辞めていたヘクターも渋々承諾。
歌い終わると満足したかのようにチチャロンは消えてしまいます。
ハンモックがチチャロンの体重を失いヘクター寄りに下がるシーンが印象的でした。
音楽がぼくの家族
動画無し
~歌~
ミゲル(石橋陽彩)
ミゲルがひひおじいちゃんと勘違いしていたデラクルスに気づいてもらう為にデラクルスのパーティーで歌った曲。
ミゲルはデラクルスに合う為にパーティへ潜入。
どれだけ呼んでも周りの声でデラクルスには届きません。
そんな時、デラクルスの「音楽になら耳を貸す」という言葉で歌う事を決意。
ミゲルは「音楽がぼくの家族」を歌いながらデラクルスに近づきデラクルスを振り向かせることに成功。
しかし、次の瞬間ミゲルはプールに落下してしまいますが、デラクルスによって救出されました。
ミゲルはデラクルスに子孫だと伝えデラクルスも歓迎し大いに盛り上がります。
が・・・
このシーンも感動ではあるのですが、改めて見るとデラクルスの頭の良さに目がいきますね。
音楽の才能はヘクターから盗んだものでしたが、デラクルスはスターになる才能は十分に持っているように感じました。
まとめ
- リメンバー・ミー(バージョン3種類あり)
- ウン・ポコ・ロコ
- 音楽はいつまでも
- 哀しきジョローナ
- つのる想い
- あこがれのファニータ
- 音楽がぼくの家族
リメンバー・ミーの作中で登場する楽曲をまとめました。
この歌がすべて入っている「リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック」も発売されています。
|
どの楽曲も心地よく聞けて映画のシーンが蘇ります。
泣いてしまうのがデメリットですが(笑
それにしてもリメンバー・ミーは本当に素晴らしい映画です。
記事を書いていると次から次に書きたい記事が増えていつの間にか10記事近く(約2万文字)書いていました。
カテゴリーより関連記事もあるのでそちらもオススメです。
最後にこの記事に批判、共感、感想なんでも構いませんのでコメントを頂けると励みになります。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント