5月20日に行われたボクシング世界ミドル級で疑惑の判定がありましたね。
終始優勢に試合を進めていた村田選手がまさかの判定負けとなる事態にネットは大いにざわついています。
「村田の圧勝だろ!」と唱える人が大多数をしめていますが、ボクシングルールではエンダムが勝ってもおかしくないという人も一定数いました。
では、ボクシングルールで村田選手が負けた理由とは一体なんなんでしょうか?
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勝敗を分けたのは?
勝敗を分けたのは手数だと言われています。
村田選手はじりじりと追い詰めていく感じで手数が多いとは言えません。
ただ、手を出せばそれなりのダメージを与えていて現にダウンまで奪っていますね。
しかし、ダウンを奪ったからと言って勝敗が決するわけではないようです。
優位に試合を運んでいるか、ディフェンスはどうか、などの要素もあり決して見た目だけでは分からない部分もあるようですね。
焦点となっている手数ですが、数で言うとエンダム選手が圧倒的に多いでしょう。
では、この手数がなぜ勝利に繋がったのか?
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判定方法を見ると納得できる?
ボクシングの判定は1ラウンドずつポイントをつけていって12ラウンドの合算で判定します。
1ラウンド目は10‐9、2ラウンド目は9-10と言った感じです。
村田選手はダウンを奪いました。
調べてみるとダウンを奪ったら10-8となり2ポイントアドバンテージをえる事ができるようです。
相手がグロッキー状態の時は10-7となる事もある。
う~ん、2ポイント優位にたっても他のラウンドで巻き返される可能性がありますね。
試合は圧倒的に村田選手優位でしたが、他のラウンドで先に上げた「手数」が原因で巻き返された可能性があります。
しかし、手数にしても採点基準の中には「有効打」というものがあり、より相手に多くダメージを与える打撃を打った方にポイントが入る採点方法になっています。
エンダム選手のパンチが審判には有効打に見えたと言う事でしょうがちょっと納得できない部分もありますね。
ポイントを見てみる
①116-111 エンダム
②117-110 村田諒太
③115-112 エンダム
最終的なポイントは上記のようになっています。
②はほぼすべてのラウンドを村田選手がとっている事になっていますね。
③は手数の多さでエンダム選手が多くなったと予想されます。
納得できないのは①です。
②と真逆の判定となっており、ダウンのポイント入ってるのか?と言いたくなる判定です。
10ポイント10個、9ポイント2個、8ポイント1個と言った感じでしょうか?
ダウンの10-8があったと考えると10ラウンドも10ポイントだった事になります。
コレは10ラウンドもエンダム選手が取ったと言う事で試合を見ている限りでは納得できる判定ではないでしょう。
僅差なら納得できますが、コレはちょっとありえない判定ではないでしょうか?
まとめ
ダウンを奪ってもそのラウンドが10-8となるだけで他で巻き返される可能性がある事を書きました。
そして、手数の問題で村田選手が不利な事も書きました。
これで納得しなければいけないのですが、ちょっとね・・・
有効打、最終的なポイント差に関してはさすがに納得できませんね。
特に、116-111でエンダム選手が勝っている理由を教えて欲しいです。
多分ですが、今後も話題になると思うので詳しい人が分析してくれるかもしれません。
それまで大人しく待った方が良いかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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