金曜ロードショーで「ベストキッド」が放送されますね。
ベストキッドとは母親の都合で中国に引っ越してきた少年「ドレ」がカンフーを通じて色々な事を学んでいくというストーリーでとても面白い映画となっています。
ドレは慣れない環境もあり苛められていました。
集団でリンチされているところをジャッキーチェンに助けられその後、カンフーを教わるのですが、助けられた後になにやら怪しい治療を施されていましたね。
ジャッキーは「ジウファ」と言っていましたが、今回はこのジウファについて調べてみたいと思います。
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作中でのジウファ
作中ではジャッキーが何やら電球のようなものを温めドレの腕に2つほどくっつけていました。
後、炎を掴んでドレの体に練り込んでいます。
治療が終わるとドレがリンチされた時に負った傷と言うか痛みが消えているという感じでした。
ネタバレになりますが、その後もう一回このジウファは作中で登場します。
このジウファっていったいなんなんでしょうか？
痛みが消えるって凄いですよね。
吸玉・カッピング
ジウファで調べてもそれらしいものはヒットしませんでした。
色々と調べていくと、作中でジャッキーが使っていた電球のような物の正体がやっと分かりました。
ジウファとの関連性は分かりませんが、吸玉・カッピングという療法のようです。
方法はベストキッドで見た通りカップを温め皮膚につけます。
温められた空気が冷えて縮小する事でカップが皮膚に張り付くといった感じですね。
カッピングは中国から伝わったもので数千年の歴史があるとの事で、ジャッキーが言っていた「古代中国の療法」と重なる事からおそらくコレではないかと思われます。
残念ながら炎を手に取り体に練り込むような療法は見つける事ができませんでした。
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効果は？
作中では痛みを和らげる効果があるように見えましたね。
カッピングの効果を調べてみると、最大の目的は血液をきれいにする事のようです。
血液をきれいにする事で得られる効果は以下。
・ダイエット効果
・肩こり
・肌を若く保つ
・老廃物を出す
・便秘
・むくみや冷え性
・不眠症
まだまだ沢山ありますが、血液をきれいに保つだけで沢山の恩恵があるようです。
なぜ血液がきれいになるかというと、カッピングは温めた空気が冷える事でカップ内を真空状態にします。
肌にくっつけているので当然、皮膚は引っ張られますよね。
その力を利用して物理的に老廃物を外に出してしまうがカッピングの特徴と言えるでしょう。
痛くないの？
調べて貰えば分かると思いますが、カッピング後の肌は強力な力で引っ張られたのが原因なのかカップが触れていた面が真っ赤になっています。
見ているだけで痛そうですが、実際はどうなんでしょうか？
カッピング体験者の感想としては「思ったほど痛くない」が一番多いですね。
「思ったほど」というのがキモでソコソコ痛いというのが予想されます。
施術にあたる鍼灸師や設備などによる部分もありますがある程度痛いと言う事は覚悟していた方が良さそうです。
まとめ
ベストキッドでジャッキーチェンが行っていた古代中国の医療法「ジウファ」は日本では吸玉・カッピングなどの名称で親しまれています。
多分ですが、ジウファとは「鍼灸」の事を指しているのではないかと思われます。
結局、炎を刷り込む療法は分かりませんでしたが・・・
中国なのでそれっぽい療法とか沢山ありそうな気がしますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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