中国の七夕祭りとは？日本との関係性は？ベストキッド

金曜ロードSHOW!で2017年6月2日に放送の「ベスト・キッド」。

アメリカ人のドレ少年が、母親の仕事の都合で中国に移住し、そこでメイという少女に出会い、同年代のチョンから反感を買うことになります。

そこから、ドレがジャッキー･チェン扮するハンにカンフーを習うようになります。

メイとドレはお互いに好意を持ち、七夕祭りの日にお互いにバイオリンのオーディションと武道大会を見に行く約束をします。

中国では七夕祭りといえば、現在は、中国のバレンタインデーと呼ばれているようです。

日本の七夕との関係は？

日本でも7月7日に七夕祭りがありますが、中国の七夕祭りと関係はあるのでしょうか。

調べてみると、七夕の発祥の地は、中国であることがわかりました。

織女と牽牛の伝説が、漢の時代に編纂された「古詩十九首」という文献に記載されているそうです。

日本にはなんと奈良時代に中国より七夕の風習が伝わったようです。

有名な「平家物語」にも、貴族の邸で願い事をカジの葉に書いたという記述があるようです。

中国の七夕は旧暦の7月7日だそうです。2017年の新暦では、8月28日になります。

旧暦では、7月は立秋で、古来は「七夕」と言えば秋の季語なのだそうです。

日本では、短冊に願い事を書いて飾ったりするのが一般的ですが、中国ではどうでしょうか。

中国では、織姫を祭り、女の子が細やかな心と器用な手先を得て、良縁を祈る意味合いが強いようです。

中国の各地でも行われる風習は様々なようで、四川省などでは、草花でつめを染めたり、広東省広州市では、女性たちは色紙、カミヤツデ、綿のひもなどを使って編んだ精巧なおもちゃを作り、節句を迎える準備をするそうです。