2017年7月8日にいよいよ公開される「メアリと魔女の花」。
ポスターなどの宣伝を見て、ジブリの最新作かと思われる方もいるでしょうか。
「メアリと魔女の花」は米林宏昌さん監督の下、スタジオポノックが製作した作品です。
米林宏昌監督と言えば、「借りぐらしのアリエッティ」・「思い出のマーニー」の監督として有名ですが、この2作品はスタジオジブリが製作した作品です。
なぜ「メアリと魔女の花」はスタジオポノック製作なのでしょうか。
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スタジオポノックはどんな会社?
スタジオポノックは、2015年に株式会社として設立。
もちろん業務内容は、アニメーションの制作で、代表は、「思い出のマーニー」や「かぐや姫の物語」をプロデュースした西村義明さんになっています。
会社は東京都武蔵野市にあるようです。
これまで手がけられた仕事についてまとめてみました。
2015年6月 JR西日本 SUMMER TRAIN! キャンペーン映像制作
2016年2月 渋谷駅西口再開発 囲い壁デザイン制作
2016年3月 滋賀県観光誘致ポスター制作
2017年7月公開 米林宏昌 監督作品『メアリと魔女の花』製作
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ポノックの意味は?
ポノックとは、セルビア・クロアチア語で「深夜0時」を意味するそうで、新たな1日の始まりという意味が込められているそうです。
ジブリの制作部門の休止
スタジオポノックが設立した背景には、宮崎駿監督の引退宣言とジブリの制作部門の休止が大きく関係していそうです。
2013年9月に宮崎駿監督が長編映画制作の引退を宣言。
2014年8月には株主総会において、代表取締役であった鈴木敏夫プロデューサーがジブリの制作部門の休止を発表しています。
休止のため、人員は整理され、多くのクリエーターが職を失ったことでしょう。
米林宏昌監督と西村義明プロデューサーも2014年12月にジブリを退社されています。
2017年現在、宮崎駿監督は引退宣言を取り消し、新たな長編アニメの制作を手がけられるようです。
スタジオジブリは、2017年10月より3年間の契約期間で、制作に関わるスタッフを募集しています。
どんな作品ができあがるのか、またスタジオポノックとの今後の関係も気になるところです。
メアリと魔女の花の制作秘話?
2017年7月8日の午前10時半より日本テレビで「ZERO CULTURE スピンオフ 密着500日「メアリと魔女の花」という番組が放送されます。
映画の公開とあわせて、制作秘話などが放送されるのでしょうか。
作品の見所なども紹介されそうですね。
スタジオポノック初の長編アニメ作品の興行成績など、今後も気になりますね。
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