熊本地震で活躍しているオスプレイ
ですが一部SNSやメディアによって
批判されているようです。
個人的には災害時に非常に役に立つ
と思いますがオスプレイの導入を快
く思わない人がいるのも事実。
積載量、スピードなど災害時にこそ
ポテンシャルを発揮する輸送機なの
で是非、使ってほしいと思います。
しかし、オスプレイは操縦が非常
に難しく事故率が高いと言われてい
る輸送機の一つでもあります。
墜落する危険性などを懸念して
批判する声にも納得できます。
では、本当に危険なのか?
オスプレイについて調べてみましょう。
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オスプレイの性能
MV-22(オスプレイ)
MV-22は、アメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社とボーイング・バートル社が共同で開発した航空機である。 愛称のオスプレイとは、タカ目の猛禽類の一種である「ミサゴ」を意味する。
航続距離:1627km
前兆:17m
全幅:14m
重量:15030㎏
最大速度: 565 km/h
この数字だけでは分かり辛いと思うの
で「CH46」と比較してみましょう。
オスプレイ | CH46 | |
最大時速 | 520km | 270km |
航続距離 | 3900km | 700km |
行動半径 | 600km | 140km |
輸送兵数 | 24人 | 12人 |
積載量 | 9100㎏ | 2300㎏ |
飛行高度 | 7500m | 3000m |
段違いじゃないですか・・・
積載量や最大時速に目が行きますが注
目してほしいのが「輸送兵数」です。
熊本の被災地では人手が圧倒的に足り
ていません。物資を運んでも仕分けす
る人が足りず捌ききれない状態の避難
所も多いと聞きます。
自衛隊員を多く運べると言う事は大
きなメリットに繋がるでしょうね。
デメリット
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ダウンウォッシュが強い
ダウンウォッシュとはヘリコプ
ターが水面着陸する際におきる
吹き下ろしの風の事です。
オスプレイが着陸する時はヘリ
コプターモードになります。
この時、地面への風圧が物凄く
強くなります。大きなローター
と大馬力エンジンが原因で細い
木々なら簡単になぎ倒します。
オスプレイの着陸場所には充分な
スペースが必要になってきますね。
緊急時の着陸が苦手
「オートローテンション機能」と
言う機能を御存じでしょうか?
通常のヘリコプターであれば機体に異
常が発生しプロペラが止まってしまっ
た場合、プロペラの角度を変えて比較
的ゆっくり下降する事が可能です。
しかし、オスプレイにはこの「オート
ローテーション機能」がなく異常事態
が発生すると重大な事故に繋がる危険
性が高いのです。
メリット
実は低い事故率
オスプレイには種類があり、特
殊作戦用の「CV-22」と輸送用
の「MV-22」があります。
「CV-22」の事故率が高く、メデ
ィアではこちらの数字を元に報道
されていることが多かったです。
日本で使われているのは「MV-22」
で事故率は1.93と言われています。
軍の航空機全体の事故率は2.45なの
で事故率の低さは証明されていますね。
全性能が旧輸送機より上
オスプレイの性能でも紹介しまし
たが「CH46」がオスプレイ導入
前の輸送機となっていました。
旧式の「CH46」と比べると違い
は一目瞭然でしょう。
まとめ
以前から反対の声が多かった
からとりあえず反対しようで
は元も子もありません。
緊急時だからこそオスプレイ
が必要になってくるのだと私
は感じます。
熊本の復興の為にオスプレイが
活躍するのは間違いないでしょう。
一日でも早い復興を願っております。
頑張ろう熊本!!
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