映画を見た後はなんというか色々な事を考えます。
中でも多いのが疑問ではないでしょうか?
今回は大沢たかおさんが主演を演じる「藁の楯」について迫っていきたいと思います。
藁の楯?
タイトルの意味がまず分かりませんね(笑
ストーリ―としては犯罪者を守るSPの葛藤をなどを描いた映画となっています。
SPだから「楯」?
なんだか色んな意味が込められていそうなタイトルでワクワクしますね。
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明確な意味はない?
調べてみると公式で発表されている明確な意味は存在していません(探せなかっただけかも)
原作の作者は「ビー・バップ・ハイスクール」などで有名な漫画家「きうちかずひろ」さん。
普通になじみ深い人でビックリしました(笑
木内さんから明確な答えはなく、読んだ人の想像にお任せしますと言った感じでしょうか?
2つの意味?
「藁の楯」の意味としては大きく分けて2つの考察がありました。
1つは藤原竜也演じる「清丸」=「人間のクズ」=「藁」と見て、それを守るSPたちを楯に見立てているという解釈。
この「藁」とは藁クズの事をさしているのではないかと個人的には思っています。
藁クズをSPが必死に守っている滑稽さをタイトルに表しているという感じでしょうか?
藤原竜也演じる「清丸」は結局、最後まで更生する事はありませんでした。
まさに人間のクズと言う言葉がピッタリでタイトルの「藁」が「清丸」を表している事は明白ですね。
一方「楯」の方も、賞金に目が眩むものや感情的になってしまうものなども現れ、「本当に守る必要があるのか?」という葛藤が目に見えるようでした。
確かに、藁クズを一生懸命守る自分を想像すると馬鹿らしくなってきますね(笑
しかし、この考察は個人的にしっくりこないんですよね。
人間のクズ=「藁」となるのは分かりますが、藤原竜也演じる「清丸」には10億円の賞金がかけられており、清丸の命はかなり価値のあるものとなっています。
清丸=10億円と考えると、どうしても「藁」と表現する事に抵抗を感じてしまいますね。
見た人の感想などを読んでいると違う考え方の人もいて、そっちの考え方の方が自分的にはしっくりきました。
藁の楯とは主人公の行動を表現している?
「藁」=「清丸」説ではなく、単純に「藁の楯」を一つの言葉をして考える説です。
藁の楯と聞くと、なんとも頼りの無いイメージがしませんか?
ドラクエなんかで藁の楯が売っているとすれば防御力は「お鍋のフタ」に劣るでしょう。
多分0.3とかそんなもんです。
そんな楯を持っていては次の町に行く事すら困難でしょうね。
なにが言いたいかというと「意味の無いもの」という事です。
映画的に言葉を変えてみると「意味の無い行動」かな?
つまり、「藁の楯を持つ行動は意味のある行動ではない」という事を表現しているのではないでしょうか?
清丸は大沢たかお演じる銘苅一基(めかり かずき)の行動を称賛しましたが、清丸が更生する事はありませんでした。
清丸を更生させるのが目的ではありませんが、銘苅の行動に意味はなかったと考える事もできますね。
こっちの考え方の方が個人的にはしっくりきますね。
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まとめ
「藁の楯」の意味の考察としては大きく分けて2つ。
・1つ目
「藁」=「清丸」
「楯」=「SP」
の解釈。
・2つ目
「藁の楯」=「意味の無いもの」
の解釈。
個人的には2つ目の解釈がスッキリします。
日本映画にしては珍しくド派手なシーンが多かった藁の楯。
製作費用も相当だったと予想できます。
製作費用が藁の楯にならないと良いですね(笑
すいません、調子に乗りました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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コメント
公開当時 見れてなくて 最近 見たんですが 「藁の楯」を見終わってから あ!だから
か!って 思ったのが こんなに鉄のようにガチガチの強者SP達や 機動隊に護衛されているのにも 関わらず いとも簡単に その警護が 崩されていく様が 脆い「藁」に 見立てたんだと、感じました。