ヒアリ(火蟻)は日本に生息している?刺された時・見つけた時の対処法など

雑記

 

危険生物

 

生物の中には体長僅か1センチ程度で人間の命も脅かすものがいます。

 

生存競争によっての進化でしょうが人間にとってはたまったものではありません。

 

日本では世界に比べると危険生物は少ない方ではありますが、海外から持ち込まれる危険もある為、安心できません。

 

今回はそんな海外から持ち込まれる危険生物についてです。

 

ヒアリ(火蟻)という蟻をご存知でしょうか?

 

体長5ミリほどの小さなありですが、場合によっては人間に牙をむき大人でも命の危険に晒される事があります。

 

2017年現在ではヒアリの定着は確認されていませんが、日本でも発見されているとの事です。

 

環境省は13日、強い毒を持つ外来種のアリ、「ヒアリ」を国内で初確認したと発表した。中国から貨物船で運ばれたコンテナの内部にいるのを、兵庫県尼崎市で見つけ、消毒して死滅させた。環境省は「現時点ではヒアリが定着し繁殖している可能性は低い」としているが、念のため、周辺に侵入していないか緊急調査を始めた。

 

コンテナから発見されたのは2017年5月26日。

 

発見されたヒアリは全て駆除されたとの事ですが、念の為、周辺を調査中との事です。

 

ヒアリは非常に凶暴で天敵の少ない日本では爆発的に繁殖する可能性もあるので恐ろしいですね。

 

もし日本に定着してしまったら、発見した時はどうすれば良いのか、そもそもヒアリってなんだ?などなど。

 

今回はヒアリについてまとめてみました。

 

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ヒアリの定着を防ぐのは不可能か?天敵のいない日本で爆発的に繁殖するのは時間の問題?

 


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ヒアリとは?

 

 

少し茶色のありと言った感じですね。

 

このアリはしっぽに毒針があり、上あごで噛みついて毒針で攻撃します。

 

巣に近づいた生物を無差別に襲うのでヒアリの巣を見つけたら決して近づかないようにしましょう。

 

体長は5ミリ程度と日本に生息しているアリとあまり変わりませんね。

 

元々は南アメリカに生息していましたが、現在では中国や台湾でも生息が確認されています。

 

北アメリカではヒアリによって80人以上が亡くなっているとの例もあるようです。

 

ヒアリに刺されるとどうなる?(症状)

ヒアリは和名で「火蟻」と書きます。

 

名前の由来は刺された時に火傷のような痛みを伴う事からきています。

 

ヒアリに刺されると激しい痛み、かゆみ、蕁麻疹などの症状が出ます。

 

アレルギーを持っている場合はアナフィラキシーショックを起こし最悪の場合には死に至るケースも。

 

ただ、アナフィラキシーショックは一度ヒアリに刺された人がなる症状なので日本に定着していないヒアリだと、最悪のケースに至る可能性は低いと思われます。

 

海外旅行などでヒアリに一度刺されているという人は要注意ですね。

 

対処法・治療

もし、ヒアリに刺されてしまったら。

 

死に至るケースはアナフィラキシーによるショック症状なので刺されるのが一度目なら焦る必要はありません。

 

ただ、何らかの要因があり、ヒアリを刺激してしまっている事は明らかなのでとにかくその場を離れましょう。

 

病院が近い場合は病院に駆け込んだ方が良いのです。

 

ここでは応急処置の方法を書いておきます。

 

一番最初に刺された個所を洗います。

 

毒針が皮膚に残っているようなら毒針を抜きましょう。

 

この時、指ではなく、ピンセットなどを使用する事をお勧めします。

 

その後、毒を体外に排出させます。

 

この時、注意しなければならないのが、よくテレビなどで見る口で毒を吸いだす行為は絶対にやめて下さい。

 

虫歯や歯茎などから毒が侵入する可能性があります。

 

患部周囲をつまんで血液ごと排出させるか、専用の吸引器を仕様しましょう。

 

後は、患部を冷やして病院へ。

 

患部を洗い流す

毒針を抜く

毒を吸いだす

患部を冷やして病院へ

 


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進入経路は?

 

2017年に日本で初めて確認されたヒアリですが、どうやって日本に侵入したのでしょうか?

 

今回は中国の貨物船のコンテナの中にいたようですね。

 

体長5ミリ程度の小さなアリなので、コンテナで他の物資と一緒に輸入されていても発見することは難しいでしょう。

 

今回、発見されたのは相当運が良かったのではないでしょうか?

 

進入経路というわけではないのですが、アリがボール状になって川を渡っている映像をテレビで見たことはありませんか?

 

アレがヒアリなのです。

 

ヒアリは粘着性の物質を吐き、蟻同士をつなぎ合わせ水に浮かぶことができます。

 

流石にアメリカや中国からこの状態で渡ってこれるとは思えませんが・・・

 

 

ヒアリの駆除・見つけたらどうする?

 

日本では定着が確認されていないヒアリですが、万が一ヒアリを見つけた場合は速やかに、「地方環境事務所」に連絡してください。

 

連絡後に駆除をするのは自由ですが、ヒアリは巣に近づかなければ基本襲ってこないので環境省の人に任せるという手もあります。

 

どうしても駆除をしたいという人は自己責任でお願いします。

 

駆除の方法ですが、単純で、巣に熱湯や洗剤をかけるだけです。

 

ただ、熱湯や洗剤では巣の奥まで届かないのでアリの巣ころり的な毒餌と併用して駆除しましょう。

 

多分ですが、環境省の人がすぐさま飛んできて駆除してくれるとは思います(笑

 


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本当に日本にいない?

 

ヒアリですが、本当に日本に生息・定着していないのでしょうか?

 

2017年現在では定着は確認されていませんが、もしかするとひっそり生息してそうな気もします。

 

先ほども書きましたが、ヒアリの体調は5ミリ程度と小さく、発見は困難かと思われます。

 

あと、ヒアリは日本に生息している「アギトアリ」に良く似ているんですよね。

 

体長はアギトアリのほうが少し大きいですが素人目にはどっちがどっちなのか区別がつかない人が殆どではないでしょうか。

 

そもそも、体調5ミリ程度のヒアリが居たとしてもマジマジと見る人は少ないでしょう。

 

見つけるとすれば子供か専門家くらいですね。

 

そう考えると一定数はすでに日本に生息しているのではないかと個人的に思います。

 

ヒアリの存在が日本に定着するのはそう遠い未来でもないのかもしれませんね。

 

まとめ・おさらい

 

最後にヒアリを見つけた時、刺された時の対象法をまとめておきます。

 

見つけた時

・環境省、地方環境事務所に速やかに連絡。

 

刺された時

・患部を洗う→僕針を抜く→毒を吸いだす(口はNG)→幹部を冷やして病院へ

 

日本で初めて確認されたヒアリですが、そう遠くない未来にヒアリの被害が日本でも報告されるかもしれません。

 

それまでにヒアリについて少しでも知っていれば被害を最小限に抑える事ができるでしょう。

 

日本に定着せず、被害も出ない事が一番いいんですけどね・・・

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 


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