週刊ダイヤモンドが魚沼産コシヒカリの中国米混入を指摘した問題で、新たな情報をキャッチしました。
今回のニュースをざっと説明すると、株式会社京山が精米し販売した魚沼産コシヒカリに中国米が混入していたとの事。
中国米以外の米も魚沼産かどうか怪しいって感じです。
JA京都はまだコメントを発表していませんが、京山は週刊ダイヤモンドの記事に猛反発。
刑事告訴も辞さない構えを見せています。
新たな情報と言うのは、問題の米を販売した京山が過去の米問題にも関与していた事実が出てきた事です。
どういう事でしょうか?
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汚染米混入問題
食品加工会社「シノブフーズ」(大阪市)が、農薬に汚染された事故米を赤飯のおにぎりに加工、スーパーやコンビニエンスストアに流通していたことが18日、愛知県などの調査でわかった。この米は、三笠フーズ(同)と浅井(名古屋市瑞穂区)が、それぞれ事故米を食用として流通させたものの一部で、おにぎりは8月までに愛知、長野、滋賀など8県で販売された。
(中略)
シノブフーズが赤飯に調理したもち米は、京山が2~7月に三笠フーズと浅井からそれぞれ複数の業者を経由して仕入れた事故米を、他の米と混ぜて作った約100トンの米の一部とみられる。
シノブフーズでは、三笠フーズによる事故米の転用が発覚して以降、米の仕入れ先すべてに事故米混入の可能性の有無を確認してきたが、三笠フーズや浅井経由の事故米は確認できなかったため、おにぎりの販売先にも、事故米の取り扱いはないと答えてきた。
引用 http://www.asahi.com/special/071031/NGY200809180005.html
2008年のニュースですが、ここにも京山の名前が・・・・
コレも大問題ですね。
記事の概要は「三笠フーズ」と「浅井」から流通された米がおにぎりや赤飯に加工されコンビニなどで販売された。
他にの京都の中学校に流通したとの事。
記事を見て貰えれば分かると思いますが、汚染された事故米を食用として流通させたのは「三笠フーズ」です。
日本政府が非食用として卸した米を食用として使っていたと言う事ですね。
京山の関係性は不明です。
しかし、この汚染米混入事件は非食用である事故米を食用にする為に多くの転売を繰り返してかく乱している事から大元の三笠フーズや浅井だけが悪いという事ではなさそうに感じます。
米ロンダリングとでも言いましょうか。
実際、三笠フーズの子会社などが、農林水産省に告訴されていますね。
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なぜ混入が分からない?
記事元の流通経路を見て頂ければ分かると思うのですが、お米ってこんなに多くの業者通して流通しているのですね。
これじゃ、誰がどこで何を入れたか特定するのは難しそうです。
やりたい放題って感じではないでしょうか?
事故米不正転売事件でも農林水産省の監視の甘さが指摘されているので政府も信用できない状態です。
なにを信じれば・・・
お米って日本人にとって大切な存在だと思うのですが、流通元が事故米を食用にしたり、産地を偽装(確定したわけではない)したりと普通に買う事を躊躇してしまう状態になっています。
京山の一角
某掲示板で言われていますが、まさにその通りですね(笑
中国米混入についてもJA→京山→販売店だと思っていたので今回も京山の上に色々と業者が絡んでいそうですね。
そして、どこで混入されたか分からない・・・と。
某掲示板ではJAが親の仇のように叩かれていますが、はっきりした事はまだ誰も分かってしないのが現状です。
京山がJAを通した米を仕入れているかどうかも不明です。
そして、調べても全然分からないというこの不透明さ。
そもそも複数の販売業者を経由してるとどこで混入されたのか特定する事は難しいでしょう。
う~ん、どうだかなぁ。
気になるのは週刊ダイヤモンド以外に続いて大手がこのニュースを取り上げない事ですね。
米の問題は日本人として必ず解決しなければならないと考えているので、どんな形であれ真実をハッキリさせて欲しいと思います。
中国米混入なんて無かったとなるのが一番なんですが、過去の問題を考えるとそう思えないのが現状でしょう・・・・
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